平成28年版厚生労働白書(平成 27 年度厚生労働行政年次報告)が厚生労働省ホームページにて発表されています。
今年の白書のタイトルは、「人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える」です。
「第2章 高齢期の暮らし、地域の支え合い、健康づくり・介護予防、就労に関する意識」の「第5節 就労に関する意識」の中に、【何歳まで働きたいか】という意識調査の結果が記載されています。
2013年に全国の60歳以上の男女を対象にして行われた調査(有効回収数1999人)結果です。
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60歳以上の男女に対し、「何歳ごろまで仕事をしたいか」についてたずねたところ、
「働けるうちはいつまでも(29.5%)」が最も多く、次いで「70歳ぐらいまで(23.6%)」、「65歳ぐらいまで(21.4%)」となっている。
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と記載されています。
働けるうちはいつまでも(29.5%)、76歳以上(2.7%)、75歳ぐらいまで(10.1%)、70歳ぐらいまで(23.6%)を合計すると65.9%となっています。
もし60歳以上の中小企業現役経営者に絞ってみたら、どのような結果になるでしょうか。
私どもに老齢年金受給等のご相談をいただく経営者様からは、生涯現役で働くつもりです、とか、まだまだ現役で働きたいと思っています、との声を多くいただいているのですが・・・